スポーツ障害になりがちな3つの原因
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身体の使い過ぎや柔軟性の低下
近年スポーツを始める年齢が低年齢化しているため、本人も気づかない内に身体への負担が少しずつ蓄積しスポーツ障害の原因となっているケースが増えています。また柔軟性の低下することで、スポーツ障害、ケガの発生原因になったりパフォーマンスの低下にもつながります。
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クセなどによる身体バランスの乱れや連動性の低下
一つのスポーツに打ち込むと、身体のクセなどにより骨格などのバランスが崩れゆがみが生じ易くなり、その状態でプレーを続けることで動きも悪くなったりスポーツ障害の原因にもなる可能性があるので注意が必要です。
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筋力バランスの崩れ
筋力のバランス、筋力の左右差、前後のバランスが崩れてくると、人間の身体は正常な動きが損なわれます。
その結果として、腰痛、膝痛などの大きな原因に発展してしまう恐れがあります。
サッカー選手のスポーツ障害について
サッカーでは足の内側を使ってのインサイドキック、外側を使ってのアウトサイドキック、足の甲を使ってのインステップキックなど、特徴あるキックやパスを行うために特徴的なスポーツ障害が発生します。
膝内側・外側側副靱帯(膝の左右の動揺性を抑える靭帯)、半月板(膝の軟骨のクッション)、前十字靱帯(膝の前方への動揺性を抑える靭帯)の怪我など全体的に膝の障害が大変多く、お皿の骨の下にある膝蓋靱帯を痛めたり、この靭帯が付着する所の骨をはがしてしまう(オスグッド病)選手も多くいらっしゃいます。
その他、骨盤の歪みから来る股関節の痛みや、筋肉に相手選手の膝や脛が当たってしまうことで筋線維を痛めてしまう筋挫傷や骨挫傷、脛骨(すねの骨)、足根骨(足くびの骨)、中足骨(足の甲の部分の骨)の順に下肢のシンスプリント・疲労骨折も練習量が多くなってくるとサッカー選手に発生しやすいです。
このようにサッカーでは大変多くの特徴的なスポーツ障害が発生することが知られています。
心配な症状がある選手の皆さまはぜひ一度受診してみてください。
「ちょっとケガしただけだから…」と甘くみないで!
慢性的な疲労の蓄積による身体の痛みは、身体自体からの危険信号の表れです。
痛みを我慢しながらプレーし続けると、更に大きな負傷につながったり、回復が遅れていくことになります。
多くのケースとして、痛む箇所をかばいながらプレーを続けることにより、フォームを崩し、本来の力を発揮できない、逆に他の箇所を痛めてしまうなど、負の連鎖が起こってしまうことが多々あります。
「ちょっとケガしただけだから・・・」と甘くみず、まずは気軽にお電話にてご相談下さい。